椎名林檎と岡崎体育
待って!ぶたないで!
早まらないで、ちょ、聞いてください!
ずっと考えていたのですが、どうしても気になるので書いてみようと思います。
怒らず聞いてください……
(顔が似てるっていう話じゃありません。)
椎名林檎
1978年11月25日生、埼玉県さいたま市出身。
1998年「幸福論」でデビュー。
2004年から“東京事変”として活動。
2012年 東京事変解散。
2016年リオ五輪閉会式にて2020年東京五輪への「フラッグハンドオーバーセレモニー」検討メンバーに就任。
めっちゃくちゃざっくり押さえるとこんな感じの人ですが、もう言うまでもないと思います。唯一無二の、天才シンガーソングライター。
岡崎体育
1989年7月3日生、京都府宇治市出身。
2016年「BASIN TECHNO」でデビュー。
2017年「MUSIC VIDEO」のMVが第20回文化庁メディア芸術祭で「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞。
こちらもざっくり押さえてこんな感じです。唯一無二の、天才シンガーソングライター。
※個人の見解です。
○お二方の共通点
1. 確立された「らしさ」
まず、この2人は似ているという話ではありますが、その音楽性が似ているわけではありません。
というより、どちらもあまりに多様で守備範囲が広すぎる点が似ている。
毎度毎度新しい曲を出してはファンを驚かせる。
だけど、どちらも聴けばわかる「声の特徴」もあります。
林檎嬢に関しては、とことん独特な言葉遣いで衝撃的に「いい曲」を作り、
岡崎体育に関しては、どこまでもふざけ倒しながら衝撃的に「いい曲」を作る。
2人とも、その個性と唯一無二性は言うまでもなく、ともすれば一発屋って感じにもなりうるほどの癖の強さ。
岡崎体育はまだデビューからは(林檎嬢ほどは)日が経っていないけど、「MUSIC VIDEO」以降も着実に日本の音楽シーンに爪痕を残していると思います。
2. 名前
一度聞いたら「え?」っと違和感を残す2人の名前。
「林檎」も「体育」名詞からとった名前であり、そのインパクトは大きなポイントでもあります。名前だけならイロモノと感じる人も出てきそうな点も似てる。
ちなみに「林檎」は、子どもの頃から緊張して顔が赤くなることからついたあだ名「りんご」から来ているそうで。
ちなみにちなみに「体育」は、本人が好きな電気グルーヴの石野卓球を意識してつけたそうです。
3. 自己プロデュース能力
さらに共通しているのは、べらぼうに高い自己プロデュース能力。
両者とも「自分の売り出し方」をよく理解して、強みをグングン活かしていると思うのです。
林檎嬢は、自分のPVへのこだわりも、衣装が私物だったりするのももう有名な話。
岡崎体育に至っては、PVの出演・撮影・編集・監督すべてを1人でこなしてしまう始末。
誰か彼を手伝ってあげてくれませんか。
4. (ほかの人への)プロデュース能力
自己プロデュースはそんな感じですが、外部へのプロデュースも尋常ではない2人。
林檎嬢は彼女の強烈な世界観で、東京五輪関連のプロデュースに一肌も二肌も脱いでおり、
岡崎体育もその作曲センスとユーモアの割合が絶妙な歌詞で楽曲提供したり、Remixしたりしています。
どれも「らしさ」が強いのに「いい曲」ばかり。すげー。
…ということで、多々あったお二方の共通点。拙いながらもわかっていただけたのでしょうか……椎名林檎ファンには怒られないかな…大丈夫かな……。
どちらも大好きな故に、熱い想いを込めて比べてみました。いいのかこれで。
日本が誇るJ-POPの天才2人、ぜひ聴き比べてみてください。