新生涯ディストーション

略して“新生姜”。当たり障り無く音楽を聴きます。

12月に買ったCD

 

さてさて今月も、先月買ったCDについて書きたいと思います。

 


新年最初の記事なのにアレなんですけど、

昨年12月に買ったCDになります。

 

いや年末まとめとけよ!!

っていうのは時すでに遅しよ!

 

そんな心が狭いこと言ってたらだめよ!

まあでも今年のことは今年のうちにね。

 

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

ということで、先月買ったのはこちら。

 

 

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ホームタウン / ASIAN KUNG-FU GENERATION

 

 

 

ヤバいくらい捨て曲がねえ……

 

 

いやまあ他のアルバムに捨て曲が多いのかとか言われそうだけど、

まあ多くのアルバムにいろんな曲が揃えられているではないですか。

 

単に聴き手の好みに合わないとか、

「何周か聴いたけどこの曲はだいたい飛ばす」とか、

インストが好きじゃない人にとってのインスト曲とか。

 

一概に「捨て」曲って言っていいのかどうかはまあ今回は見逃してください。てへ。

 

 

で、ホームタウンなんですけど。

捨て曲がないというか、アルバム1枚を通した緩急が驚くほど緩やかなんですよね。

雰囲気ががらっと変わる曲、みたいのが全然入ってない

(ここで「は!?ざけんな、がらっと変わってるだろ!」って人がいたら閉じてください。生まれてきてすみませんでした)。

 


もちろん今なら、そういうアルバムはちょっと探せばすぐ見つかると思うんですけど、

今までのアジカンのアルバムはこんな感じではなかった……

 

 

そう、波乗り文学を除いては。

 


♪テテーン 説明しよう!

「波乗り文学」とは。

アジカンが2008年にリリースした5枚目のフルアルバム「サーフブンガクカマクラ」の略称である。この略称が私以外に使われているかどうかは私は知りません。

 


「ホームタウン」は、この波乗り文学の高品質版のような立ち位置なのです。

これはゴッチもツイッターで言ってたから多分真実だよ。

 

 

波乗文学の方はおわかりの通り、

鎌倉にまつわる爽やかな曲だけが詰まった爽やか青春鎌倉アルバムなのです

(爽やかといえどそれはギターロックサウンドにおける爽やかさで、青春といえどそれは若き日のアジカンメンバーのようななんかボサっとした感じの大学生とかが感じてそうな青春なのです。TSUTAWARE)。

 

 

コンセプトアルバムの部類に入るのかどうなのか。誰か教えてください。

たしか全曲一発録りだったような気がしますがそれは覚えてたらあとで調べます

 

この波乗文学、

個人的にはアジカンの中では1、2を争うレベルで大好きなのです。めっちゃいいよ。

 

なのですが先述のようなちょっと珍しいタイプのアルバムなので、

他とは比べにくいんだけど、にしたって好き。

最初にこのアルバムを全部通して聴いたときの衝撃といったら……

「全部好き~~~!!!」と驚いたものです。

 

みんな似ていてみんな良い曲が集まってるんだけど、

それぞれ聴きどころがあるから飽きなくて捨て曲がない。

 

 

 

というように、

ホームタウンは私が大好きな波乗文学に似た協調性ばり高アルバムなのです。

かつ、波乗りの青い衝動的な荒さというか、素材そのまま!な部分の品質をキャリアによってブチ上げたハイクオリティアルバムでもあるのです。

 


似た方向でまとまってて突出した変な曲もなく、シングルも少ないんだけど、

どの曲も全部何度も聴きたくなる深く広い魅力で溢れちゃってる……

 


なんていうか、日本のビートルズみたいなイメージなんですよね。

異論はもちろん常時受け付けています。


すごく丁寧に綺麗に“良く”作ってあることは漠然とわかるのです、

だからこそ波乗りよりも作品としての質が底上げされてるのかな。

 

 

で、丁寧に高い技術を追求してるんだけど、

テクニカルな博覧会的になるんじゃなくて人の手で作った感が、

これぞアジカンらしいという。王道アジカン感。アジ感。

 


最近ゴッチが低音低音言ってるのはもはや有名になりつつあるけど、

こういう風にアルバムを出されるとなるほどなと思えます。

 

 

 

これだけ長々と波乗りとホームタウンへの愛を語ってきた上で、

捨て曲の無さを讃えてきた上で、

あえて特に好きな曲を苦しみ悶えながら2曲選んでみました。そう2曲。

 

 


Track.3「レインボーフラッグ」

 


「野道に咲き誇る リンドウ」

っていう歌詞!!

 

今のポップスロックにはなかなか無さそうな歌詞。

メロディーと歌詞のハマり方が抜群に良くてゴッチ節って感じです。

 

最終的にはこの1フレーズしか覚えてないほど、この部分が好きな曲。

もちろんほかの部分も良いからこそなんですが。

聴いたら即口ずさみたくなる。

 

そんなことしか言えないけど、この曲は特に気持ち良くまろく柔く、心地よ~~く作られているんだろうなっていうことを漠然と感じました。

どういうテクニックの効果でそうなってるのかはわからないんだけど。

 

 

Track.9「さようならソルジャー」

 


ギターのリフが!!これこれ!!!!

って感じ、アジカンど真ん中という。

 

まだこんなキャッチーで気持ち良く耳障り良く爽やかなリフが残っていたのだな……って気持ちになりました。ロックは発明ね。

サビの歌詞とメロディーがめっちゃめちゃ良いです。

 


「不意に腕を握って

 急に好きだと言って

 自由に空を渡った水鳥のように

 数十年 羽をたたんで

 今までこの風を待って

 遂に君と出会ったもう 離れないでよ」

 


素直に感動しました。やばいな。

この曲は特に、波乗り文学感がすごい。

波乗りが立派に素朴に確かに大人になった感。

 

Cメロのチャイナっぽい感じもすごく良いです。

 

サビ前の「オールライト」って歌詞もめっちゃ良い。

日本人ロッカーがカタカナで歌うオールライトもとっても好きです。

 

5曲目に収録の「荒野を歩け」大好き芸人の私ですが

ソルジャーもこれと同じくらい初聴き時の印象が良かった。

 

荒野を歩けはタイアップシングルってこともあり、

あえて苦しみ悶えながら落選させました。

 

 

 

という。

今回えらく長くなってしまったけどここまでお付き合いくださった方がいたら大感謝。

 

今回も良いものを買いました。

波乗り文学もみなさん是非。聴いてみてね。