神様について 〜ソロ編〜
さて。
今週はなんか、ちょっと長かったな……。
お楽しみが何も無い週は、
少し長く感じる気がします。
普通逆……?
そろそろ1年振り返りネタも用意し始めました。
取り掛かりが早くてよろしい(自分に甘い)。
1.チバソロ
ようやっとちゃんと聴きました。
チバは無理。
チバは無理ホント。
( 当ブログの「チバは無理」について↓
本人が言ってたけど、
架空の映画のサントラか、なるほど。
サントラと思うとめちゃしっくり来る。
物語が見えてくるほど、
流れというか展開が色濃く感じられるアルバムでした。
ミッシェル然りバスデ然り、
チバさんの音楽って時々すんごい怖さを出してきますよね。
黒い色ってとても格好良くて素敵だけど、
でもやっぱり怖さもある。
っていう感じの怖さ、です。(え?)
格好良くて、
好奇心を駆り立てられて、
手を伸ばして掴みたくなる怖さを感じます。
来ないで!っていう恐怖より、
無意識に近づきたくなる得体の知れなさ。
「予兆」とか特にそんな感じですごく好きでした。
それでいて、
「春」と「夕陽」で飄々と素知らぬ顔で前を向いているのが本当に不思議でたまらん。そういうものかな……
最後の「少年」なんて感動的ですらある。
本当に何なんだろうこの感じ、
とてもとても言葉にし難い。
こういうものを作るからこの人が好き、っていうことはあるかもなあ。
一生かかっても私は絶対にこの人に追いつけないし、
真に理解することなんて絶対に出来ない確信があります。
みんな自分以外は他人だからそんなの当たり前なんだけど、
そういうことじゃなくて。
ライブのチバさんを見てると、
たまにフロアの客を誰1人も見てないんじゃないかってくらい遠くを見ていることがあり。
遠くに向かって歌ってるように見えることがある。
あの人の目の中に本当に自分が映ることは絶対にないと思う。
もしかしたら対面して物理的に目に映ることは無いとも言えないけど、
あの人の思考に自分が何か作用することは絶対に絶対に無いと何故か言い切れる。
ファンっていう広い枠でさえも。
膨大なファンを構成する1人としても、です。
だからチバが好きだっていうのはあるかも。
……もう感情が走りすぎて絶対伝わらないと思うから諦めて書いています(すいません)
こんなものたちをバンド活動の合間にちょいちょい作ってたってすごいな、
そうなるともはやこれらもバンドが生んだ作品の一部みたいな気もしてきます。
っていうことをよくよく考えないと感じさせないくらい、
流れが本当にうまーーーーく作ってあってまさにサントラみたいなアルバム。
大量に作った中から17曲に厳選したらしいんですけど、
そうとは思えないくらい流れが自然で物語的。
トレーラーとか聴いたときは
「おお……ついていけるかな」
ってぞわぞわしたものですが、
フタを開けてみたらまあチバは無理でした。
ありがとうございました。
とかって書きながら、
今年もなんだかんだ、
好きな音楽を聴きながらもいろいろ新しい箱を開けて来られた気がする。
ずっと同じところを歩いているようで、
実は少しずつ変わっているのかもしれませんね!
(最近、文章の締め方がわからなくなってきたのでいろいろ試しています。)