新生涯ディストーション

趣味・自己満足・ご都合主義による好きな音楽の所感置き場です

神様について 〜夜を転がす編〜

 

今週もお疲れさまです。

 

今週末はフジロックを見る!という予定があったので、

なんだか1週間あっという間でした。

 

先週の記事で散々フジロックの話を書いたんですが、

やっぱり98年じゃなくて00年の映像でしたさーせん……(笑)

 

それと、

今週のMステでもミッシェルのドタキャン事件VTRも見られて、さらに嬉しかったです。

 

今までもこういう過去映像振り返り特集では放送してくれてるけど、

今回初出し情報もちょっとあって面白かったです。

 

 

 

そんなこともあり、

Mステの伝説回で演奏された2曲を改めて聴く週末だったので、

今週も、マイ神様ミッシェルについてダラダラ書きたいと!思います。

 

毎年そうだけど、

8月はなんだかミッシェルについて考えていることが多いな。

 

それはさておき。

 

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ミッシェル最後のミニアルバム、

サブリナノーヘヴン。

 

このアルバムは、前作サブリナヘヴンと実は同時期に作られていた!というミニアルバムで、

リリース時は「もうひとつの隠し球アルバム」とか言われていたようです。

 

たしかにサブリナヘヴンとノーヘヴン、

合わせて2枚組のアルバムにするって案も無くは無かったみたい?(ソースは忘れました)

でもチバ曰く「2枚組のアルバムとかってやっぱ全部聴かないし」的なことで別々のリリースになったようで。

 


このノーヘヴンは、曲数も少なくコンパクトなミニアルバムなんですが、

後期のダークさ、重さはしっかりありつつ、

この頃にしてはかなりポップさもあるというか。

 

ちょっとギヤブルの頃みたいなわかりやすいカッコ良さも出てると思うんです……

大人ギヤブルって感じかな……(異論絶賛受付中です)。

 

だからなのか、後期のアルバムでは一番好きかもしれません。ギヤブル大好き芸人だから?

 

サブリナヘヴンの方はもう話しかけても目も合わないみたいな、意識は違う場所に行ってしまってるみたいなガンギマリアルバムなので、

余計にそう思うのかも。

 

 

ただノーヘヴンも、

PINK(5曲目/6曲入り)くらいから、

やっぱり苦しく重めで終末感が溢れてきて耐えられません(笑)

もっと厳密に言うと水色の水(4曲目)の終盤くらいからかな。

 

ラストの夜が終わる(6曲目)なんて、

これで動揺せずにいられる人がいるのか!

ってくらいの茫漠な虚無を食らってしまいます。

これが最終アルバムの最終曲だなんて……

 

変ですけど、個人的にサブリナヘヴンの方に入ってるNIGHT IS OVERと夜が終わるの位置が逆だったら、

このバンドはどうなったかなあということをしばしば考えます。

最後の最後にこのピアノの音ではなくて、

せめてバンドの音だったなら。変ですけど。

 

 

まあそんな感じで、

コンパクトにタイトになってる辺りもサブリナヘヴンと対照的なノーヘヴン。

 

 


このノーヘヴンの2曲目に収められてるのがかのミッドナイトクラクションベイビーです。

 

Mステ事件で2曲目に演奏したあの曲なんですけど、

あんなことでもなかったらここまで多くの人に届けられることもなかったであろうアルバム曲ですね(※めっちゃ好きですよ)!

 

 

なんであの場で選曲されたんだろうとか深読みしてしまうけど、

単に尺と雰囲気とかそんなくらいですよねきっと……。

Mステ出演自体ノーヘヴンのプロモーションだろうし、

1曲目に予定通り演奏されたデッドマンズギャラクシーデイズと併せて、

結果ノーヘヴンの大きめプロモーションになってしまったという数奇な運命を辿ることになった1曲。

 

 

Mステでは尺の関係もありすごい速いですテンポが。

すごい速さです。

この曲は特にアベさんから始まるので鬼BPMです。

あの人に最初にアクセル踏ませると良い意味で危ない!!(喜)

そういうギタリストがいるバンド好きです、

涼しい顔してるけどあいつにアクセル踏ませるとあぶねー!!みたいな人です。

 

 


この曲の構成をすごく雑に説明すると、

イントロ、サビ、間奏、サビ、ギターソロ、サビ

っていう感じなんですけど(これでいいのか)、

なんて爽やかな曲なんだろうと思います。

 

先述のとおりサブリナヘヴン/ノーヘヴンは、

その存在の切なさゆえにいろいろウダウダした感想になってしまうけど、

この曲がノーヘヴンに入ってたことは本当に嬉しいというか何というか。

いろんな面でなんだか救いのような効能がある曲だなあと、思います。

 

 


あとすごい余談なんですけど、

時期的にミッシェルが解散に向かっていくにつれて、

ウエノさんが人当たりが良くなっていく(?)感じと、

反対にアベさんが人を寄せつけない空気を増してく感じが堪らなく大好きなんですよ……。

 

この時期のインタビュー見るともう。

切なくて切なくて(笑)

 

この時のMステなんてまさにそれで、

小料理屋のバイトの話でタモリさんとちょっと盛り上がるウエノと一切サングラス外さず言葉を発しないアベさん、

堪らなく切なくてカッコ良くて切ない!!!(笑)

 

 

 

ということで。

今週もクドクドめになってしまいましたが、

久し振りのメディア露出で嬉しかったです。

 

来週もがんばってまいりましょう。