言葉にならないけれど
今週もお疲れさまです。
新譜を聴いております。
CRYAMY!
シングル買いました。
今回のシングルは5曲入り、
形としてはEPに近い?
このバンドを聴き始めたのがちょうど1年前で、
ライブを去年11月末に見て以来、
よく聴くようになりました。
(その辺の話やこのバンドの別のCDの話:世界を守る - 新生涯ディストーション)
全体を通して、
今までよりもちょっと大人っぽい?印象です……。
特に、楽器の轟音と力任せの歌唱が前面に来ていた#3とかと比べると、
僅かに明らかにドライな感じ(?)になっている……!
ただドライっていうのが、
あっさりしたとか軽くなったとか物足りなくなったとかではなく、
むしろ向き合ってる悲しみというかやるせ無さは今までより遥かにデカい感じがします。
まず1曲目のHAVENのアコギとボーカルから、
静かで切実で、大きすぎる悲しみに触る覚悟みたいなものがヒシヒシと来て、
大人びた落ち着きを備えたけれどやっぱりこの悲しさへの怒りを消せない、
やりきれない絶望みたいなのが痛いくらいに刺さってくる……
刺さってくるんですけど……
やっぱり無力なる文章…………
もう諦めそう……
相変わらずボンヤリ表現すいません……
そんな中で、
ボーカル・カワノん家で録ったという
Track.4「死体」。
そのままの、恐ろしい曲といえばまあそうなんですけど、
溢れて捻くれて曲がりに曲がって汚れて元の姿もわからないほどになってしまった深い愛情、
みたいな曲でもあるなーと思います。
友達が録音した一発録りの音源みたいな、
電話口から聴いてるみたいな音で、
そのサウンドも効いてるんですけど、
「ほんとにそんな深い憎しみまで背負ってくれるんか……?」
っていう頼もしさというか強さというか、
弱音をこぼしそうになる真剣な眼差しに泣きそうになります……。
に、つづく締めのTrack.5「まほろば」。
「YOUR SONG」ってシングルタイトルだけど、
ほんとに私のため……?
マジで……?
信じてしまってもいいんですか……?
信じてしまいますよ……?
っていう情けない感想になってしまう……(笑)
うっかり泣いてしまって、
泣きながら彼(この曲)の服の裾とか掴みながら、
みっともなく言葉にならない声で咽びながら彼(この曲)に縋ってしまいそうな……
って、自分でもわりと冷静に気持ち悪い感想が……!
そんな風に、
縋ってしまいそうになる深さを得たゆえ、
大人びた印象を受けるのかもなと思います。
むしろ温度は今までよりも高くなったような感じ。
今のライブを見たら去年とは全然違う感じなんだろうな。
また生で見たいな。
来週も頑張ってまいりましょう。